クライミングシューズ【アパッチ タリスマン】を履いてみた
クライミングシューズの「アパッチ・タリスマン」。【アンドレア・ボルドリーニ】(【アンドレア・ボルディーニ】という人もいる)というフランスの会社が出しているシューズです。「スパイダー」が有名ですが、私はレースのシューズが欲しかったのでこの「アパッチ・タリスマン」を購入しました。実際に履きつぶしてみたので、どのようなシューズ か参考になればと思います。
基本情報
アパッチ・タリスマン(APACHE Talisman) ¥23,220 (税込)
アッパー 100%マイクロファイバー
ソール FCSエッジ
サイズ 32~47(US)
重さ(片足) 235g(サイズ41)
公式サイトによると…
(すみません、フランス語できないので、Google翻訳に頼ったので少し表現があらしいところがありますが雰囲気は伝わるかと↓)
アパッチタリスマンは卓越したクリフスリッパであり、比類のない技術と快適さを備えたユニークなクライミングシューズに最大限の技術を集中させています。
オーバーフローチャンネルでの効率を高めるためにプランジ形状に構築されたアウトソールFCSエッジにより、コーティングガムのピークが変形することなくマイクロプラグおよびストリップに負荷をかけることができます。結果:ソケットの動きが発達する間、岩の上のライナーの先端が永久に接触し、はるかに優れた可動域が得られます。
Apache Talismanは、比類のない技術と快適さのユニークなスリッパのために、最大限の技術を集中しています。
技術性:あらゆる種類の足に適応し、超高速でブロッキングのあるレーシングを可能にする非対称チューブラーレーシング。その革新的なエッジフリーFCSソールプレートにより、ピーク荷重時の変形中でも表面との永続的な接触が可能になり、従来のソールの感度を維持しながら、高感度モデルと精度の向上を実現します。
現在、非常にアーチ型の形状で構築された新しい爪は、丘で急進的な力を提供し、より多くのサポートを提供します。
快適性: 圧縮点を避けるために本物の靴下のように素材が重なることはありません。ApacheTalismanのステムは、100%高品質のマイクロファイバーで、抜群の快適さと耐久性を実現しています。ビーガンで耐久性のある(数回の再塗装を可能にする)製品で、その影響を軽減します。
伸縮性のある舌が通気性を強調し、足を包み込みます。メンテナンスは、適度なブーストを提供するゴム製のかかとの構造によっても保証されます。
クリフクライミング用に設計されたこの高度に技術的でダイナミックなモデルは、非常に快適なライナーを探しているクライマーをも満足させます。
2008年の作成以来、各足に異なるサイズのモデルを選択することを提案しているモデル。
すぐにすごい効果を生み出す崖モデル!
性能グラフ
レビュー
店頭で試し履きした瞬間に購入を決意。その決意に至ったのは、抜群の足入れ感とフィット感。レース(紐締めタイプ)シューズが欲しかったので、スパイダーは初めから検討から除外しており、様々なレースシューズを履いている中、一際足へのなじみが抜群で、圧倒された。一つ一つフランスの職人が手作業で作っているというアンドレア・ボルドリーニ社製のシューズ。履いてみればわかるが、他のシューズと比べると異次元のフィット感を体験できるだろう。
週2~3のクライミングジム通いで使用していると、購入から1カ月もたたないうちにヒール部分のソールが横から剥がれてきた。最初はほんの少しだけ剥がれていたので無視していたが、間もなくシューズかかと部分の両サイドからソールが剥がれてしまい、でろんでろんになってしまった。(写真を撮っておけばとよかったと思っている)
比較的ヒールを多用する課題が多かったものの、ここまで早く使えなくなるとは正直思わなかった。足へのなじみ方が半端ではないくらい良かったので、そこは評価したいが、一足が決して安くないのでこの耐久性では正直メインシューズで履くのは厳しそうである。
おすすめできるか?
正直なところ、週2~でジムに通うクライマーにとっては、耐久性に難があるためおすすめはできません。私自身、このシューズを履いてみて、(値段が)高かったのにこんなに早くダメになるなんて・・・とショックでした。逆にジムに通う頻度が少ない場合や、外岩等の本気の時だけ履くというのはありかもしれません。