【必読】外岩ボルダリングで注意すべきマナー10箇条
こんにちはコパンダムです。本日は外岩ボルダリングに行った時のマナーの話です。ボルダリングにはまると、外岩に行ってみたいという人が出てきます。外岩は自然の中で開放的にボルダリングをできるのでクライミングジムとは違った楽しさを味わえるのでぜひ行きましょう!
しかし注意すべきはマナー。マナーを守らないと周りのクライマーや、登山者から白い目で見られるだけでなく、仲間からも見放されます。しっかりとマナーを守って外岩を楽しみましょう!
マナーは何よりも大事やで。しっかり守ろうな。
目次
外岩のマナー1:あいさつをする
一つ目はあいさつです。これは外岩でなくても常識ですよね。外岩では、山に登ったり川べりを歩いたりすることがあります。クライマーや登山者、地元の方々等、あいさつをしっかりとしましょう。
アプローチ(登山や移動)中にすれ違ったとき⇒「こんにちは~!」
目的の岩に着いて先に登ってる人がいるとき⇒「こんにちは~!ご一緒していいですか?」
他人のマットを借りるとき⇒「マットお借りします!」
岩から離れる・別の場所に移動するとき⇒「ありがとうございました!」
外岩のマナー2:ゴミを片付ける
二つ目はゴミの片づけです。これも言うまでもなく常識ですね。自分の出したゴミはもちろんですが、もしもゴミがあったら一緒に片付けましょう。
自分の出したゴミは必ず持ち帰る。来た時よりもきれいにして帰る。
外岩のマナー3:カップ麺などのスープを山に捨てない
三つ目は食べ物に関するものです。
秋~冬~春が外岩のシーズンですが、シーズン中はとにかく寒いです。寒い中でのあったかい食べ物は、もう悶絶級においしいです。私はよく水筒に熱湯を入れておき、現地でカップ麺を食べますが、この時注意すべきはスープを捨てないことです。飲み干してください。なので、カップ焼きそばは飲み干せないのでNGです。そこが守れない人は外岩に行く資格もありません。一緒に行っている仲間も白い目で見られるので絶対にやめてください。
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外岩のマナー4:岩の掃除をする
四つ目は岩のブラッシングです。
登り終わった後は岩をブラッシングしましょう。チョークが付きっぱなしの状態で帰宅すると次に登る人に迷惑がかかります。必ず、必ず岩のブラッシングをしてください。
岩のブラッシングをする際には、取っ手が伸びるブラシが必須となります。ほとんどのクライマーが使用しているPAMOブラシを持っていけば間違いないです。あと、細かい部分をブラッシングするときは小さい方がいいです。PAMOブラシと小さい手持ちブラシを用意していきましょう。
注意:金属製などの硬いブラシは岩を傷つけるため使用してはいけません。
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外岩のマナー5:岩に土や汚れをつけない
五つ目も岩に関するものです。
岩を下見するときに、後ろから岩に登って…、のように確認することがありますが、泥汚れが付いた靴で絶対に岩を登ってはいけません。ボルダリングをするときには、岩の頂上に行くときには、マントル返しを行うことになります。こんな時に、もし泥があって滑ってでもしたら命に関わる大事故になる可能性もあります。絶対に汚れを付けてはいけません。もしつけてしまったら、きれいにブラッシングしておきましょう。
外岩のマナー6:マットに土や汚れをつけない
六つ目はマットに上がるときのマナーです。
自分のマットであれば別にかまいませんが、基本的に外岩では他人のマットを含む、複数のマットが連結されて、落ちたときの衝撃に備えるようになっております。他人のマットに土汚れのついたシューズで上がるのは絶対にやめましょう。そのシューズで登ることでマットが汚れるとともに岩も汚してしまう可能性があります。
登る前、マットに上がる前に足ふきマットでしっかりと泥汚れを落としてから行くようにしましょう。
外岩のマナー7:迷惑な駐車をしない
七つ目は駐車のマナーです。
外岩のエリアは基本的に車で行くことになります。電車で行ける御嶽とかもありますが、ほとんどのエリアは電車で行けません。
駐車スペースは決まっています。トポに駐車場の情報とか載っていますが、事前にしっかりとみておきましょう。
道の狭いところに無理やり駐車する×
駐車場を無駄にスペースをあけて駐車する× (止められる台数が少なくなるためダメ)
駐車禁止エリアに駐車する×
外岩のマナー8:伐採など地形を変えない
八つ目は自然を守るマナーです。
外岩に行くと、ボルダリングのスタート地点に大きな木があったり、他の岩が邪魔していたりという状況がままあります。しかし、この地形を含めて「課題」なので、絶対に伐採したりしないでください。
また、少し前に御嶽の「忍者岩」でチッピング被害がありました。岩を削る行為なども絶対に絶対に行ってはいけません。これをやったらクライミング界から追放されます。絶対にやめましょう。
※故意でなく岩の一部が削れたり取れてしまうことがあります。これは仕方がありませんので気に病むことはありません。
外岩のマナー9:禁止エリアでのキャンプをしない
九つ目はキャンプについてです。まぁこれも当然ですよね。禁止されているのにキャンプするなってだけです。
公に禁止されていることを破るのはやめましょう。
外岩のマナー10:地元の店を利用する
十つ目は忘れがちですが、重要なことです。地元の店を積極的に利用しましょう。
クライミングできるスポットは限られています。そんな場所を守るためには、地元の方々の協力は欠かせません。例えばトイレを借りるにしても貸す側からすると、場所代、水代清掃費用等タダではありません。地元の方々と協力しあって、場所を守っていきましょう。
さいごに
以上の10箇条をまとめました。外岩でなくても一般的なマナーもたくさんあったかと思います。みんなが気持ちよく過ごすためにマナーを守りましょう。もし、周りにマナーを守っていない人がいる場合は、気づいていないのかもしれません。注意して教えてあげてください。
一緒に外岩ライフを楽しみましょう!