クライミングシューズ～初心者～
初心者はどの靴を買えばいいの？
ボルダリングを始めて数回ジムに通うと、だんだんと登れる課題が増えてきて楽しくなりますが、同時に自分のクライミングシューズが欲しくなります。しかし、どのシューズを買えばいいのか迷ってしまいます。そんなとき、この記事を見て頂きどのシューズを選べばいいのか参考になれば幸いです。
まず、声を大きくして言いたいことがあります。初心者だからといって、履いてはダメなシューズはありません。よく、ショップや他のWEBサイトで紹介されているようなシューズ(ローグ、フォース等々)は、もちろんいいシューズばかりですが、実際にクライミングをやっていない人が勧めていたりすることも多く、鵜呑みにはできません。最初のシューズ選びを間違えると、足が痛くなりつらくなります。かといって、あまりにも余裕のあるシューズを選んでしまうと、レンタルシューズと変わりません。必ず、試し履きをしてください。ここで紹介しているシューズは私も履いているので責任を持っておすすめしています。今なら、ネット購入でも自宅で試し履きができたりと大変便利になっているので活用しない手はないですね！
買うときのポイント
シューズを買うときは以下の点を重視してください。クライミングを続けているとほかにも重視すべきポイントが出てきますが、初心者の場合は以下の３点だけです。
- 足型があっているか
- サイズがあっているか
- かっこいいと思えるか(←これ重要ですよ！ｗ
まず、足型があっているかどうか、これが一番重要です。クライミングシューズは長い時間履いているシューズではありませんが、登っているときに足が痛くなりすぎてしまっては元も子もありません。必ず一度は履いてみて、10分くらいなら履いていられるかな？くらいの感覚で選んでみましょう。
2点目、サイズです。クライミングシューズは足の実寸よりも0.5～1.0cmくらい小さいシューズを選ぶのが基本ですが、それは２足目以降でいいでしょう。まず初めの１足は足の痛みを耐えれるレベルを意識してください。およそ足の実寸ちょうどくらいのサイズ感が良いと思います。上級者になると、いかに攻める（足の実寸サイズよりも小さいのを無理やり履くこと）かで自慢げに言う方もいますが、それは無視してください。最初に攻めたシューズを選ぶと必ず後悔します。といっても緩すぎるのはだめですよ！ｗ
３点目、かっこいいか。これ重要です。やはり気に入ったデザインのシューズだとまた履きたくなり、ボルダリングを続けやすくなります。ぜひ続けて頂きたいので、かっこいいと思えるシューズを選びましょう！
実際に履いてみて絶対におすすめできるシューズ
| 参考画像 | おすすめ度 | 名前 |
|---|---|---|
 | ★★★★★★ | ハイアングル |
 | ★★★★★ | アナサジベルクロ |
 | ★★★★ | アグロ |
 | ★★★★ | モカシム |
 | ★★★ | ローグ |
 | ★★★ | フォース |
 | ★★★ | カタナ |
１．ハイアングル
今でも現役で使っている最高の１足です。迷ってるのであればこれを買うことを絶対の自信を持っておすすめします。今まではファイブテンブランドで出していましたが、アディダス傘下でアディダスファイブテンとなりさらにパワーアップしました。ファイブテンが日本から撤退するという噂（アディダスとなるとは知らない頃）で、もう履けなくなるのかと思って、２足買いだめしたほど、私が選ぶ最高の１足です。ダウントゥではありますが、そこまで角度がきつくないので、初心者でも全然大丈夫かと思います。ソールもC4でフリクション（滑りにくさ）が抜群です。なによりかっこいい！！！これはいたらやる気MAXになりますよ！
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２．アナサジベルクロ
これも名器との呼び声高いシューズです。何を隠そう、私がクライミングを始めた時に最初に買ったシューズです。ほんとにおすすめです。足入れ易さは抜群で、フリクションも抜群のフラット （底が平ら） シューズです。このシューズでクライミングが好きになったといっても過言ではありません。
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３．アグロ
イボルブから出たハイエンドモデルのアグロ。ものすごい人気ですが、２０１９年６月で生産を終了するそうです。今出回っているのが最後でもう手に入らなくなります。赤と黒のコントラストの洗練されたデザイン、ダウントゥモデルで強傾斜にもってこいのシューズです。このシューズにも長いことお世話になりました。
４．モカシム
エントリーモデルとして呼び声高いモカシムですが、私が尊敬するとてつもなく強い人（強い人＝ボルダリングがすごくうまい人）がこよなく愛しているシューズです。その影響で私も履いていました。スリップオンタイプで確かに履きやすく、足へのなじみがものすごくいいです。始めてのシューズとしては申し分ないです。スリップオンタイプはヒール（５級くらいで多用するようになる動き）が弱いという特徴があります。そのころにはほかのシューズも欲しくなるので問題ないでしょう。
５．ローグ
ローグもほかのサイトで絶対に紹介されているモデルです。何といっても特徴は履きやすさ。あと価格も抑えられているので定番のエントリーモデルとなっています。ローグはメインで使用したことがなく、何度か友人のを履いて登っていたことがありますが、まず履きやすい。これならクライミングを続けられます。ソールも C4（ハイアングルとかと同じ）を採用しており、絶対的な安心感があります。おすすめできる１足です。
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６．フォース
スカルパのフォースはイメージとしてはファイブテンのローグに当たるモデルのように思っています。ファイブテンのローグと比較されることが多いですが、実際に履いてみると非常に足入れがよく、フラットソールなので疲れにくいです。個人的な感想としては、フリクションのローグ、足入れのフォースといった感覚ですかね。しかし、間違いないモデルであることは保証します。
７．カタナ
かかと部分に「刀」と書いてあります。最初買ったときは、デザインが個人的にはあまり好きではありませんでしたｗ なにせ「刀」とかいてありますからね。しかし、割とすぐにその文字は削れてしまったので、そのあとは大好きなシューズの１足になりましたね。もともとおすすめされて２足目に買ったシューズでしたが、とても足なじみもよく買ってよかったと思います。